尻尾の壊死について。  執筆は「にゃあ」です。kjlab@mtci.ne.jp



マッドな飼い主とお思いだろうが、かまわない。
すべての責任は私が負う。チクワ、お前の命は預かった。
動物愛護団体でなくとも非難はもっともである。
なんとでも言うてくれ。

ハサミで切れるようなやわな尻尾ではない。
直径約4センチの尻尾は大工用のノミと金槌によって
切断した。はなはだマッド、不謹慎ではあるが怪しい
気分にひたってしまった。

痛みは全く無いようである。
変色し半壊死状部から約1センチ胴体寄りの部分を切断。
出血は、写真の通りかなりのものである。尻尾をにぎりしめても止まらない。貧血は後ろ足の黒ずみによって明らかである。
念のためオキシドールを切断部に塗布。
チクワは暴れる様子もなくじっとイグアナお得意の後ろ目でじっと私を見ている。
しかし、私にはこれ以上なすすべがない。

致命的とも思える出血は間もなく軽減されるが、完全に止まるまでには1時間は要したであろう。
やがて傷口は分泌物で褐色に覆われ乾燥を始める。包帯は逆効果かもしれない。清潔なケージを目隠しして安静にしてやった。

2〜3日は、切断部からごく微量の分泌物がある。
多量であれば問題だが、これは正常な免疫作用と思われる。
ほんとかいな?。

あとはチクワの生命力、食欲の回復が頼みの綱である。



もどる