5月10日(日) 曇りのち雨

 連休後のレッスンは、気持ちにもゆとりがあるためか、久しぶりに会う生徒達との会話が弾む。連休に出かけた温泉やスペースワールドの話を聞いたり、SMAPの話をしたり・・・。今月は、グレードを受験する子も少ないし、音大志望のKちゃんの声楽の先生も見つかり、転勤した生徒から新しい先生(まりみきさん、ありがとう☆)に通うことになり、いい先生でよかったとの連絡も受け、ホッとした気分のふー先生。

 今月から入会した年長さんのSちゃんは、これまでに1年ちょっとレッスン経験のある生徒。テキストが私の使用しているものとは違うので、音読みの音域はまだ狭いけれど、指はよく動く子のようだ。バーナムテクニックの本で指の形を矯正しながら、音読みの範囲が広がるように練習曲を考えなければならないようだ。これまでは、復習中心の宿題だったらしいので、半分は予習を宿題にする私の方法に慣れるまで、少し戸惑うかもしれないけど、しっかりした子のようだし、お母さまも協力的な方なので、すぐにどんどん進むようになるだろう。楽しみにしている。
 Sちゃんは、同じ幼稚園のNちゃんの紹介で、うちへみえることになったのだが、Nちゃんは、なかなかユニークな子で、理解力は高く、指も器用に動くし、気分が乗るときは、宿題の次までも練習してくるのだが、欲がないのか練習は気が向かないと少な目になってしまい・・・本が1冊終わりそうになる度に、「これが終わったら、ピアノはやめる〜。」といつも言っている子。そろそろミッキーバイエルの2巻が終わるところなのだが、Sちゃんが入会することになったので、本が終わっても次の発表会までは続ける気になったらしい。(^^;;

 5月は、K先生は旅行にお出かけとのことで、私のレッスンは来月はじめまではお休みになっている。この間を利用して、久しぶりにMIDIリアルタイム録音に取り組むことにして、今日は、バッハの平均律第1巻の9番を頑張ってみた。練習では出来ているのに、いざ録音するとミスしてしまったり、おそるおそる弾いてしまって曲想がつかなかったり、右がよければ左が悪く、はじめがうまくいけば後半で崩れたり・・・楽器もシンセの鍵盤なので弾きにくいこともあり、何度も何度も弾くうちに午後中かかってしまった。これが発表会などのライブなら、うまくいこうが失敗しようが、1回弾けばおしまいなのだけど、自分でする録音は何度でもやり直せるから、もうちょっと、あともう1回、と気が済むまで弾けるのが、良いのか悪いのか・・・すっかりくたびれてしまった。どっちにしても、演奏家に向いてないふー先生であった。(;_;)

最近の練習メニュー
 ハノン・クラマー・ビューロー36番
 バッハ 平均律第1集9番と21番
 シューベルト ソナタ第13番 D.664 第1楽章と第2楽章



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