4月30日(木)

 やっと発表会後、普通のレッスンのペースが掴めてきたなぁ、と思ったら、昨日からGWに突入。ふー先生のピアノ教室は、5/6までお休みである。
 先日から、レッスン見学の方が見えたり、今日もレッスンに空きがないかの問い合わせがあったり、また、今いる生徒たちも、中学生になって部活を始めたり、学年が変わって他のお稽古ごとを増やしたり、曜日が変わったりに合わせて、レッスン時間や曜日の変更の問い合わせが相次いで、GWに入っても電話連絡が後を絶たない。学校もGW明けにならないと、本格的な時間割にならないようで、時間調整は、毎年のことではあるが当分続きそうだ。

 この春、最初の入会生徒となった年中さんのMちゃん、初めておけいこに来た先週、ご挨拶の後、レッスン室の本棚においてある「セーラームーン」の漫画本を見つけ、ピアノの本の説明をするつもりだったのが、しばし「セーラームーン」の話になってしまう・・・。「セーラームーンはお稽古が終わってからね。」と、やっと「セーラームーン」から引き離して、「ド」を見つける練習や、リズム打ち、リズム弾き、「ド」と「レ」の音符を読んで書く練習、「ドレミファソの歌」を歌って、シールを貼り、第1回目のお稽古は無事に終わるはず・・・が、たまたま、次の時間の子がなかなか来なかったので、お母さまとお話ししている間、大好きな「セーラームーン」の漫画を読んでいたMちゃんだったが、さて、次の子が来てお母さまが「じゃ、帰りましょう。」と言うが、まだ、「セーラームーン」を読みたい!!と半べそで訴える。「読んでいても良いですよ。」と私は言ったのだが、なにか用事がある様子でお母さまはすっかり困っている。「じゃ、来週のおけいこまで貸してあげるよ。」と言うと、Mちゃんは、にっこり・・・大事そうに「セーラームーン」を胸に抱いて帰った。そして、今週・・・読み終わった「セーラームーン」を持ってきたMちゃん、1週間、毎日、「セーラームーン」を楽しんだのだそうだ。もちろん、練習もちゃんとやって来ていて、「ミ」の音符を練習したり、指練習の新しいことを教えても、「かんたん!かんたん! 次のも弾いてくるよ。」と勇ましい。「セーラームーン」のおかげか、たった2回のおけいこでこれだけ私に慣れてくれる子も珍しい。これからが、楽しみなMちゃんである。(^o^)

最近の練習メニュー
 ハノン・クラマー・ビューロー36番
 バッハ 平均律第1集9番と21番
 シューベルト ソナタ第13番 D.664 第1楽章と第2楽章