3月22日(日)曇り時々晴れ

 昨日、無事に第16回の小さな音楽会を終えた。小さな事件は数々あったが、全体としては、滞ることもなくスムーズに流れ、生徒達の演奏の出来も、小さなミスはあっても、みんな一生懸命、ドキドキするよぉと言いながらも、のびのびと弾いてくれたようだった。中でも、3歳児Sちゃんは、前日のおけいこで間違えたのが気に入らなくて、わんわん泣くということがあったので心配していたけれど、しっかり堂々と弾いてくれて、ご両親にもおじいちゃんおばあちゃんにも喜んでいただけて、本当によかった。私の「黒鍵」も、音抜けやミスタッチは当然あったけれど、ともかくも止まらないで弾けてホッとした。アンサンブルのエレクトーン伴奏やピアノは、楽しんで弾けた。
 小さな事件の中で、心残りなのは、朝から具合が悪いと連絡を受けて、出演できるかどうか心配していたHちゃんが、開演間際に薬が効いたのか元気になって、会場に着き、第1部でのアンサンブルは楽しく弾いてくれたのに、休憩中にはしゃぎすぎたのか、第2部に入って、また、具合が悪くなって、結局、ソロの演奏が出来なかったことだ。ソロも第1部の演奏に組み入れましょうか、とお母さまと相談したのだけど、プログラム変更をすると本人が緊張するかもしれないし、今はすっかり元気になっているようだから大丈夫でしょう・・・ということになったのだったが。小さな子供の体調の変化が急激なのに驚き、後悔し反省した1件になった。Hちゃんは、昨日は最後の写真撮影まではとても保たないと、先に帰ってしまったのだが、今日の午後、すっかり元気になって、にこやかな顔を見せてくれた。Hちゃんは、お父さまの転勤で、遠くへ行ってしまうので、昨日が最後のはずだったのだ。お母さまもHちゃんも、発表会でソロが弾けなかったのは残念だったけれど、アンサンブルが楽しかったし、ソロの曲はコンクールで弾いたから、まぁ、諦めがつきます、と言ってくれた。頑張りやのHちゃん、お引っ越し先でも絶対ピアノは続けると言っていた・・・これからも、自信を持って、頑張ってね☆
 今回の発表会は、今までと会場や時間、形式が全然違って、初めてのことだらけだったので、本番中はともかくスムーズに流れることに気がいって、ゆっくり感動する余裕がなかったが、今日、改めてビデオで本番の様子を見て、あぁ、あの子もこの子もあんなに怒られながら、よく頑張ってきたなぁとか、あぁ、この子はこれが最後の発表会になるんだなぁとか・・・ウルウルしながら、感慨に浸ってしまった。それにしても、ビデオで自分の演奏する様子や挨拶する様子を見ると、とっても恥ずかしい・・・来年は、もっとましにしなくては!と、毎年思っているよなぁ。(^^;;

 第16回小さな音楽会のために、長い間頑張ってくれた生徒達、ご協力して下さったご家族のみなさま、NHKホールのスタッフのみなさま、いつも迷惑かけてばかりのK先生、ゆかりさんと久乃ちゃん、ビデオ撮影をしてくれたにゃあさん、また、励まして下さったたくさんのお友達に感謝しています。お会いしたこともないINET上のお友達の励ましは、とても私の力になったと感じています。ありがとうございました☆

昨日までの練習メニュー
 ショパンエチュード「黒鍵」
 アンサンブルの「ワルツィング・キャット」のピアノパート
 フルートの伴奏(エレクトーン)「夢のあとに」「If We Hold On Together」



      次へ