12月3日(水) 曇り時々晴れ

 先日、1日に山崎孝先生のピアノリサイタルを聴きに行った。プログラムは、ドビュッシーの「前奏曲集第1巻 全12曲」とショパンの「練習曲集 作品25 全12曲」。どちらも、繊細な音色が素敵なコンサートだった。作陽音大に進学した元生徒のNちゃんは、山崎先生にも教えていただいているのだが、あんな素敵な音色を出せる先生に教えてもらえるなんて・・・Nちゃんが羨ましい限りだ。
 コンサートにも度々出かけたいけれど、レッスンの時間は、生徒達が学校から帰ってからの時間になるので、夕方から夜・・・たいていのコンサートは、仕事の時間に重なっていて、他のお稽古ごとや塾などもある子供たちのレッスンを、他の曜日に振り替えるのも大変なので、年に2、3回ほどしか出かけられない。生で聴くプロの演奏は、やはりCDからは得られない感動があるので、生徒達にも是非、コンサートに出かける機会を作ってもらいたい、と思って、山崎先生のリサイタルも紹介したが、中高校生は、期末試験中の子も多く、小学生には月曜の夜に出かけるのは・・・ということで、結局、中学生1人と短大生1人にしか行ってもらえなくて、残念だった。
 私が小学生の頃、当時習っていた先生に是非に、と奨められて、リリー・クラウスのコンサートに出かけ、プロの弾くモーツアルトの音色のすばらしさ、タッチの軽さに感動して、いつかはあんな風に弾きたいなぁ、と思ったことが、今の私に繋がっている気がする。

 3歳児Sちゃんの発表会の曲を変えることにした。「おもちゃのチャチャチャ」のメロディーを弾くのが難しい様子で、この曲が出来ないことで他の曲まで出来ないと、自信をなくしてきた様子がみえてきたので。ここで無理させて嫌いになっては意味がないし、Sちゃんのよく知っている「ミッキーマウス・マーチ」に変更することにした。他にも、一応発表会にと決めた曲を練習していて、あまりに早く出来上がってしまった子や、いざ弾きはじめたら好きな曲でなかったという子も出てきているので、また、数曲考え直さなくてはいけないようだ。

最近の練習メニュー
 ハノン、バッハ 平均律第1集13番
 ベートーベンソナタ1番、ショパンエチュード「黒鍵」
 アンサンブルの「ワルツィング・キャット」と「夢のあとに」など。