1996年11月6日(水)晴れ

 今日は、ふー先生のお教室はお休みで、お友達のKさんが遊びに来た。

 Kさんの娘さんのAちゃんも、うちにレッスンに通っている中学1年生。中学生は、部活や塾に忙しく、ピアノをやめてしまう子も多い中で、Aちゃんも、家での練習は十分出来ないながらも頑張っている。Aちゃんの練習をしてこない言い訳は、いつも部屋が散らかっているから・・・Kさんにそのことを話すと、「中学生は時間がないとは言っても、Aはぼんやり過ごす時間も多いし、部屋の片づけくらい自分で出来ることだし・・・最近、生意気で扱いにくくて困るのよ。」とのこと。

 中学生は、物理的に時間がないのも確かだけれど、それ以上に学校でのお友達関係や親との関係で、精神的に忙しいようだ。そういえば、Aちゃんも「お母さんはうるさい、私にも色々つきあいがあって大変なのに。」と言っていたな。お母さんにしてみれば、子供のことを思ってうるさく言うのだろうけど、中学生にもなるとゴチャゴチャ干渉されるのは、うるさくてたまらないことらしい。ちゃんと親が心配している気持ちはわかるらしいのだが、顔を合わせると素直にいうことを聞けないものらしい。Kさんもそのことはわかっていても、つい顔を見ると説教したくなるのだそうだ。

 小さい子も大きい子も、親も子供も大変だなぁ。私には、残念ながら子供がいないけれど、生徒を通じて色々と勉強になることが多い。

今日の練習メニュー
   ハノン、バッハのパルティータ1番、ブラームスのハンガリー舞曲2番