12月28日 (火) 晴れのち曇り

 第18回小さな音楽会は、19日、雪からみぞれに変わった生憎の天気、でもクリスマス気分は満点で、無事に終了した。間際になって熱を出したRちゃんやクラブ活動の試合があって出番に間に合うかと心配したSちゃん、本番が近くなって以前弾けていたのが弾けなくなって悩みはじめたMちゃんにSちゃん、前日まで補講してやっと暗譜できたRちゃん・・・当日は、みんなちゃんと出番に間に合って緊張しながらも何とか弾きあげてくれた。レッスンをはじめて日が浅い子達もステージでは堂々と張り切って弾いてくれたし、数回目の発表会になる子達は、それぞれに進歩してくれたなぁという出来映えで満足できた。特に最後の「赤鼻のトナカイ」では、幼稚園の子達の打楽器奏と小学生は舞台に立って歌ってもらったのだが、練習のかいあって可愛く楽しくできていい感じだった。
 私の演奏は・・・弾く前は、やっぱり緊張して心臓が破れそうな気分、先日TVで見たあがらない食事の効き目は薄いなぁ(^_^;) だった。ところが、舞台に立つとなぜか、急に照明が暗くなって客席がほとんど見えない状態だった(後日、聞いた話によると、たまたま壁際に立ってご覧になっていた方が照明のスイッチに当たってそうなったらしい。)ので、弾きはじめは慌てていたが曲が進むにつれて落ち着いてきて、中盤以降は開き直って私なりに歌う演奏が出来たようでホッとした。14日のレッスンで、先生から「このポロネーズは、あなたによく合っていたようね。十八番にしなさいよ!」などと珍しく誉められたのもよかったのかも。(小さな音楽会コーナーにムービーがありますので、ご興味ある方はどうぞ☆)
 ただ残念だったのは、はじめての会場だったのでピアノの調律は度々してますから、というのを信用して特にお願いしなかったが、当日、ピアノを弾いてみると、和音を弾くとわかる程度に調律が狂っていたのと照明の方との打ち合わせが不十分だったこと、エレクトーンに取り付けたXG音源とエレクトーン本体の音量バランスが悪かったことなど。当日は、YさんとHさんが手伝いに来てくれて心強かったものの、やはり単独教室での開催だと段取りが悪いことが多かったかな、と思う。エレクトーンを弾いた生徒や和音が多い曲(私の弾いたポロネーズもそうだったけど。)を弾いた生徒には、せっかく練習した成果が楽器のせいで半減した面もあって反省している。Yくん、Mちゃん達、ごめんねぇ〜。m(__)m

 で、20日から早くも冬休みに入っている私だが、今日はもう28日。じつは、21日から昨日まで、宮崎の姪達に会いに里帰りしていたのである。(^_^;) 2歳半と9ヶ月の姪達にクリスマスプレゼントのおもちゃを選ぶのに妹とデパートやおもちゃ屋さんを歩き回ったり、川南町のクリスマスイルミネーションを見に行ったり、24日頃までは寒波の影響でさすがの宮崎も寒かったが、よく晴れて暖かくなった26日には公園にピクニックに出かけたり・・・発表会が終わった感激もピアノのこともすっかり忘れて(^_^;) 姪達にメロメロなおばバカな私は、ひたすら遊んで楽しく過ごしてきた。
 というわけで、今日は一週間以上ぶりにピアノを弾いてみたが、はじめは指も耳も自分のものじゃないような変な感じ。けど、思ったよりは弾けるのに驚いた。(^_^;) 年末年始はにゃあさんの実家の方へ里帰りするし、うちの掃除も少しはしておかないと発表会前のドタバタぐちゃぐちゃの部屋のまま・・・また、数日弾けない日が続くことになりそう。(:_;) 
 1999年は、発表会に明け発表会に暮れた年で、生徒の入れ替わりも三分の一ほどあって気持ち的にも色々あり、忙しかったなぁ。自分のピアノはリストを弾き、ベートーベンを弾き、ショパンを弾き、バッハは平均律の他にパルティータの第三番を全曲仕上げた充実した年だった。例年だと、今の時期は春の発表会に向けて落ち着く気分じゃない頃だが、今年のクリスマス、年末年始は天国気分。2000年が明ければ、また、グレード受験やコンクール出場の生徒がいて忙しくなるだろうが、しばらくは戦士の休息(?)とさせてもらおう。

 今年もこのレッスン日記にお付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました☆ 来年も(たぶん(^_^;) よろしくお願いいたします〜♪

最近の(一応(^_^;))練習メニュー  
 ハノン・チェルニー30番(毎日1曲)
 クラマー・ビューロー43番  
 バッハ 平均律第1巻 第1番
 ショパン ポロネーズ第1番  バラード第3番