12月12日 (日) 晴れ

 今月に入ってから、まるで今日の日付のように、「いちにっ! いちにっ!」と駆け足で日々が過ぎている。2週間後の今頃には、発表会が終わって笑っているか泣いているか・・・。
 昨日は、リハーサルをした。リハーサルと言っても、一度、緊張して弾いて終わりではなく、その後に手直しレッスンをするため、6グループに生徒を分けてのリハーサルである。小さい子達は、お友達に聴いてもらえるのがうれしくて張り切って弾いてくれる子が多かったが、大きくなるに連れて緊張して普段の力が出にくいようだった。中には、普段のレッスンではふざけてばかりなのに、真面目に素敵に弾いてくれたKくんのような子もいたけれど。(^o^) リハでうまく弾けた子には「本番でもその調子!!」、うまく弾けなかった子には少し長めの手直しレッスンをして「今日、間違えたから、きっと本番ではうまく弾けるよ!」とそれぞれを励まし、アンサンブルを弾く子達には、おじぎのタイミングの練習もさせ・・・午後一時に始まったリハーサルがすべて終わったのは、すっかり夜になってからだった。>_<
 幼稚園から小学生までは、間違えたりすることはあっても、みんな曲は把握している様子。小学生の高学年の子達は、もう少し細かな曲の感じが出るように手直しレッスンの成果が本番で出ればいいが・・・。今週は発表会の曲だけをもう1、2回レッスンすることになっているので、みんな頑張ってくれるといいな。
 心配な中学生ふたり組は、やっぱりまだかなり心配・・・明日明後日と補講を入れているが、それだけでは足りないかも。Mちゃんの方は、時々つっかえながらも一応、最後まで暗譜できているが、Rちゃんの方は中盤で詰まってどうしようもなくなり、見るに見かねて「わかるところへ飛びなさい。」と声をかけたら、1ページ丸ごと飛ばして最後の部分を弾いていた。(x_x) そんな調子でも落ち込むわけでもなくケロッとした様子のRちゃんだけど、内心はどうなんだろう・・・あと1週間でどこまで頑張れるか、本番でかっこわるくない程度の演奏が出来ればいいが・・・。
 その他の中学生、大学生は、「やっぱりリハーサルは緊張する〜。」と言いながらも、まぁまぁ弾きこなしていたので大丈夫だろう。あとは精神的な問題、自分との戦い、ということかも。
 最後の大学生のふたりをレッスンしていて、ふっと自分が弾くのを忘れていたのを思い出し(^_^;)、よれよれしながらふたりに付き合ってもらってポロネーズを弾いてみたが、あまりに疲れすぎていて緊張はせず、これじゃリハーサルにならないな、という感じ。ポロネーズは、張り切りすぎると堅くなってろくな演奏にならないのだが、よれよれで弾くと力が抜けてうまくいくな、ということはわかったけど。
 クリスマスソングのアンサンブルは、みんな楽しそうに演奏していて、なかなかいい出来。「赤鼻のトナカイ」の歌の練習も、はじめた頃に比べて声が出るようになってよくなってきた。こういう楽しいコーナーを設けられるのは、この時期ならでは・・・はじめてのクリスマス発表会、盛り上がるといいなぁ。

 昨日は、リハーサルで1日が過ぎてしまって自分の練習がほとんど出来なかったが、今日は、ほぼ一日中、ピアノに向かっていた。明後日が今年最後の自分のレッスンになるので、発表会で弾くポロネーズはもちろん、バッハとバラードも頑張って持っていこうと欲張りなイグ先生。(@_@;) バッハとバラードは、とりあえず譜読みが出来たという状態、先生にチェックしていただいて、来年のレッスンに繋げたい。
 今回の発表会の曲は、仕上がりが早かったために余裕があるような、でも、あれこれ考えて迷いはじめてわからなくなってきたり・・・どうしても人前で弾く曲って怖いなぁ〜。さぁ、泣いても笑ってもあと6日、子供達に負けないように私も頑張ろう!!と決意を新たにするイグ先生だった。( ̄^ ̄)

今日までの練習メニュー  
 ハノン・チェルニー30番(毎日1曲)
 クラマー・ビューロー43番  
 バッハ 平均律第1巻 第1番
 ショパン ポロネーズ第1番  バラード第3番


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