10月17日 (日) 曇りのち晴れ

 週のはじめは10月と思えないほどの暑さだったが、後半になって涼しくなり、特に昨夜から急に冷え込んで寒い日曜日になった。昨夜はしっかり冬布団を掛けて休んだのだったが、今朝起きてみたら、鼻や喉をはじめ体全体が風邪の症状・・・悪化したら大変なので、今日は楽しみの古本屋さんへのお散歩は諦めて、一日中、家にこもって本の整理や衣類の整理、のんびり読書を楽しみ、ピアノの練習して過ごした。
 「ポロネーズ第1番」は、暗譜は出来たものの、日によって出来に差がある状態で、まだ、自分なりの表現が固まるところまでいっていない。何度も弾くとかえって迷ったり、たまたま気に入った弾き方が出来ても、次に弾くと出来なかったしてイライラしてしまう。テクニック的に苦しい部分も、まだ、解決していないし・・・情感豊かに歌い上げる曲の仕上げに苦しむ日々が続きそう。今日は、ちょっと時間があったので、「ワルトシュタイン」の第2、3楽章を譜読みしてみたが・・・装飾音符部分が厄介なことになりそうだな、という感じ。最近、新しい曲の譜読みをすると肩が凝ってしまう。(^^;;

 年長さんのHちゃんは、お姉ちゃんの小3のMちゃんと一緒におけいこに来ているが、発表会曲の譜読みが進まずに苦労している。お姉ちゃんとの連弾の曲は、何とか一通り弾けるようになってきたが、ソロの曲は早めから取りかかっているのに、進歩が見えない。Mちゃんにお家での練習の様子を聞くと、お母さんがやろうという時はぐずぐずしてやらないで、ひとりで適当にしか弾いていないとのこと。ト音記号とヘ音記号の音符を迷っている時期なので、ひとりでやっていると、たぶん音読みをかなり間違っている可能性がある。右手のポジションが曲の真ん中で変わるのだが、いつもそこから弾けなくなってしまうし、左手は練習はじめの頃から、全く進歩無し。おけいこをはじめて、せめてはじめの1年くらいは、お母さまにも一緒にレッスンに付き合って頂けるといいのだが、Hちゃんの場合は、お姉ちゃんが一緒だということではじめからお母さま抜きのレッスン。連絡帳にレッスンの様子や宿題で気をつけることなどは書いているが、実際にレッスンを見ていただかないと上手く伝わらないことも多い。そういえば、Mちゃんもしっかり自分で譜読みが出来るようになるまで、時間もかかったし苦労していたな・・・と思いだし、何かとお忙しそうなHちゃん達のお母さまには、そろそろ電話で協力を仰いだ方が良さそうだな、と思っている。
 小1のKくんは、弾き方におかしいところがあって注意すると、だってお母さんがそう弾けって言った、が口癖。協力的なお母さまは、助かることもあるけど、たまに間違って教えられたりして(^^;; おけいこをはじめて1年以上経って小学生になっている場合は、お母さまに頼りすぎていると、いつまでも自分で譜読みをしないこともあるので、ちょっと困ったなぁ・・・ということも。(@_@) そういえば、小4のYくんもKくんほどじゃないが、だってお母さんが・・・が多いなぁ、男の子って女の子に比べてお母さんに頼る部分が大きいのかな、と思ったりも。(^^;;
 小5のSちゃんは、よく練習してくる子だと思っていたが、発表会の曲では、いつまでも同じ部分が弾けないようだ。練習曲は、お家でも部分練習もしている様子だったので安心していたが、発表会の曲は弾けるところだけ弾いているような感じも受ける。宿題を減らしたので気が抜けたのかな・・・。練習曲の進度が小5にしては、進んでいる方だったので初見もきくかな、とアンサンブル曲もさせることにしたが、意外に苦労しているし。Sちゃんだけに限らず、この春に入ってきた生徒達の実力や癖、性格は、まだ、把握できていない部分もあって、普通の練習曲ならいいのだが、発表会の曲になると私の思惑通りに行かずに(@_@)な面も多い。

 発表会まで、あと2ヶ月。時間があるようなないような・・・気持だけがざわざわして、呑気な子供たちに翻弄されっぱなしだが、もうしばらく鬼先生に徹して頑張らなくては・・・。

最近の練習メニュー  
 ハノン・チェルニー30番(毎日1曲)
 クラマー・ビューロー42番  
 バッハ パルティータ第3番ファンタジア、アルマンド、クーラント、サラバンド
              ブルレスカ、スケルツォ、ジグ
 ショパン ポロネーズ第1番


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