3月31日(水) 晴れ

 3月最後の今日は、久しぶりにすっきり晴れて、イグアナ達もひなたぼっこを存分に楽しめたようだった。発表会当日の21日に開花宣言された桜は、その後花冷えが続いてなかなか満開にならないようだが、買い物途中に見た近所の学校の桜は、五分咲きという感じだった。明日はさらに暖かいらしいので、一気に満開になるかも・・・。
 発表会の後は、恒例になりつつある里帰りをしてきたが、今回は妹が、私が帰った日に二人目を出産したので、里帰りの間中、上の姪っ子の子守りをすることになり、骨休めに帰ったつもりがすっかり疲れ果ててしまった。(;_;) でも、赤ちゃんも姪もかわいいし、普段は経験できない子育て気分をちょっと味わって楽しくもあった。里から戻った途端、喉が痛くなり、どうも風邪をひいてしまったようだが、明日からはレッスンで気が引き締まるし、熱もなく鼻風邪かなぁ、という程度なので、酷くならないうちに治るだろう・・・と思う。(^^;;

 第17回小さな音楽会は、21日に無事に終了した。今回は、インフルエンザの影響もあって仕上がりが遅めの生徒達がいて、前日まで心配し通しだったけれど、本番では、それぞれに苦労して練習した成果が報われる演奏をしてくれて、ホッとした。毎年発表会前は、何かと落ち着かない気分にはなるが、今年は特にそれが酷かったので、なぜかなぁ・・・と考えながらプログラムを見ていたら、たまたま昨年はお引っ越しが多くて、生徒の入れ替わりが多かったことに気が付いた。ざっと三分の一が入れ替わっていて、発表会は始めての経験という生徒も、いつもに比べて多かった。今年はお引っ越しが少ないとよいけれど・・・。
 本番中は、会の進行に夢中で生徒の演奏をなかなかゆっくり聴けないのだが、ふっと曲に入り込む一瞬があったりもして、そうすると本番中なのに今までのレッスンが思い出されて、ウルウルしそうになったり、突然、自分の演奏のことが気になりはじめて、胸がキューンとしたり・・・午前にT先生、午後にS先生の部をお手伝いして、夕方が私の本番時間だったために、長時間の緊張状態が続いたためか、本番中にボーっとした気分になるという珍しい発表会だったように思う。
 「森のささやき」は、苦手なところが意外にちゃんと弾けて、いつも大丈夫なところでふっとこけたりしたが、わりとドキドキせずに落ち着いた気分で弾けたと思う。緊張はしているけど、開き直った気分というのがああいう感じになるのかな、と思ったりしている。(^^;; アンサンブルは、とても楽しい気分で弾けた。(^o^)
 S音大を卒演、総代に選ばれるという優秀な成績で卒業したNちゃんの「夜のガスパール」は、さすが!!という演奏で、私が教えた生徒の中からはじめてピアノ教師になるということも含めて、感慨深かった。講師挨拶で、彼女のことも話すつもりだったが、ウルウルになりそうで言えなかったのが、ちょっと心残りではある。(^^;;
(ご興味のある方は、小さな音楽会コーナーに当日の様子をムービーなどで紹介してますので、どうぞご覧下さい。)

 昨日から、里帰りでレッスンを休む連絡や発表会のビデオの件やグレード試験のことなどで、生徒のお母様から電話があったり、今日は、偶然、生徒とお母様に出会って、発表会のご感想を伺ったりして、風邪と里帰り疲れでぼんやり気味の私も、しばしの休息からレッスンモードに切り替わりつつある感じだ。久々に弾いたピアノは、指が自分のものじゃないみたいで変な感覚だった昨日だが、今日は少しまともになってきた。生徒達のレッスンはもちろん、自分の練習のペースも早く取り戻したい。明日、レッスンに来る予定の子供達の顔を思い浮かべて、思わず笑みのこぼれるふー先生であった。(^o^)

昨日から(^^;; の練習メニュー
 ハノン・チェルニー30番(毎日1曲)
 クラマー・ビューロー41番  
 バッハ 平均律第1集7番
 ベートーベン ソナタ第21番「ワルトシュタイン」第1楽章