9月30日(水) 晴れなのに雨が降って不思議なお天気

 台風の影響なのか、昨日から晴れているのに雨が降ったりするお天気で、最高気温が30度を超え、明日から10月とは思えない福岡である。今日は、午後に西の空にまるで絵のように綺麗な楕円形をした大きな虹が架かっているのを見た。あの「虹の彼方へ」のメロディーが、今も頭の中をぐるぐるしている。(^o^) 忙しさと心配事、気疲れの多かった今月は、しんどいばかりであまりいいことがないなぁ、という感じだったけど、綺麗な大きな虹を見て、これからはいいことがありそうかな、などと思った。残念なのは、思いついてデジカメで撮ろうとした時には、虹が消えかかっていてうまく撮れなかったこと。せめて、これをお読みになるみなさまへ、いいことありそう!という気持ちを分けて差し上げたい気分である。

 忙しさの一因、今月2度目の自分のレッスンが昨日だった。心配事を無視して、練習時間はとったつもりだったけれど、精神状態が悪いと練習が身に付かないようで、苦労したわりには出来が悪かった。(;_;) 苦手だなぁ、といつも思っている左手のオクターブや大きい和音、アルペジオなどは、もっとハノンなどの基礎練習が必要だなと痛感した。苦手なものを後回しにすると、いざ曲を仕上げるときには苦労する、時間ばかり取っても、身が入っていないと無駄な練習になってしまう。常々、生徒たちには言っていることを、私自身、身にしみて感じたレッスンだった。そろそろ発表会の講師演奏も気になる所なので、シューベルトはお情け(^^;;で一応終わることになったが、バッハの平均律は、もしもの場合、発表会の講師演奏に、ということでさらに暗譜して充実させることになった。

 生徒たちのレッスンは、年中さんのKくんや音大受験生Kちゃんは、少々、難航気味のレッスンだけど、その他の生徒たちは、発表会の曲もだいたい決まって、11月のグレード受験の子達は準備にとりかかっていて、まぁ・・・順調である。
 小1のYちゃん、発表会の曲決めをするのでということで、久しぶりにお母さまがついてみえたが、「夏休み頃から、家で全く練習しないんですよ。」とのこと。そうではないかなぁ、と思っていたけど・・・。音符はきちんと読めて器用に対応できるYちゃんなので、なんとかバイエル上巻までは終わったけど、下巻に入るとうちでのレッスンだけでは、進み方がさらに遅くなるだろうから、家でも練習する気になるように何か手を考えなくては。今のところ、レッスンに来るのは嫌がらないようだし、レッスン中は一生懸命に弾こうとするし、後は家での練習習慣が身に付けば、というところだけど、お母さまはお仕事があってお忙しく、協力が望めないようだし、小1くらいの子は、性格にもよるけど自覚したり欲を持ってというのも難しい年齢なので、練習しなさい!という言葉だけでは難しいだろうなぁ。発表会の曲は、気に入った様子だったので、やる気がでるきっかけのひとつになってくれればいいけれど。
 バイエルが70番後半に入ってきてから、溜息が多かった小4のTちゃんは、発表会に大好きなもののけ姫の曲を弾くことに決めたら、まだ、もののけ姫の練習には入っていないのだけど、多少はやる気がでてくれたようだ。いつまで保つかが心配だけど。グレード試験を受験する子達は、夏〜秋にかけてはグレードが目標、冬〜春にかけては発表会が目標でうまく1年を過ごす子が多いけど、グレード試験を受けていない子達は、夏休みあたりにやる気喪失になってしまう子が多いようだ。年1回の刺激では、足りないのかも。(^^;; たまには、テキストから全く離れたことをやってみるとか、発表会以外でも思い切ったこともしてみようかな、と思う今日この頃である。

最近の練習メニュー
 ハノン・クラマー・ビューロー39番
 バッハ 平均律第1集17番  
 シューベルト ソナタ第13番 D.664 第3楽章
 チャイコフスキー 舟歌  生徒の発表会の曲を色々